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2019.08.  123456789101112131415161718192021222324252627282930 2019.10.






ネタメモ
・「もっと、おれの近くで、おれの耳のそばで歌って。」
・失踪事件エル絡みケンカ
・たまには、雨の日もいいでしょう
・気持ち悪い、気味悪い、いやらしいから。思い出すから。すごく申し訳ない、でも見ててこっちが恥ずかしい、かわいそう、狼狽してる、申し訳ない、罪悪感、だって自分のせい。これ以上踏み込んではいけない、気持ちが悪い、他人の汗、体温が近い、血のにおいも、友達だと思っていたヤツの、ちくしょう明日からどうやって接すればいい。でも放って置くなんて自分を絶対許さない。おれが絶対的に悪いんだ。おれがもっと、あんなことには巻き込まなかった。でもこいつも自分とはもうなるべく顔を合わせたくない気分かもしれない。普通そうに決まってる。でもこのまま帰せない。何もしてやらないで放って置くのだけはだめだ。自分の小さい心が許せないんだ。とりあえず、手当てをしよう。欲しがるものをできるだけそろえよう。安心して休める寝床を貸してあげよう。明日になったらきっとどこかへいってしまうだろうけど、一晩だけ、身勝手なつぐないをさせてくれ。
一般感覚で、優しくて、しっかり物のだれかと絡むと、なんかその人にまで狂気うつりそう。


( 2010.03.03 ) ( ネタ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )

・顔に虫がたかる。ウジ虫。
・右目眼球破裂 義眼はあまりすきではないから何もないのもいいかも
・髪の下にガーゼ
・四角がいいでも包帯でもいい
・上から下彩度 足回りに花や道ノットコンクリ鮮やかなもの何でも 上ビル・街灯・ 雨粒、水滴のエフェクト灰色で構成 ボタボタって感じ でまんなかを取り巻くように それぞれ水滴いろいろな色でにじませる 一人一人違う色 鮮やかで、ビビットで、力強くて、流れるような色 あふれる たくさん拉致ってみる 最後オープンカフェでのんびり 周りはたくさんの客席 客がいる 座ってるだけ 音楽を口ずさんで、音階だけ 音符描く 音符に色
・ヘリコプター置き去り事件再び
・巻き込め


( 2010.03.02 ) ( ネタ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )




















「おーーっす」

家に居るかどうか分からない事は聞いていたが、
何度ノックしても応答が無かったためしょうがないので控えめにドアノブを捻った。
鍵はかけていない様だった。扉は素直に自分のほうへ引かれて行く。
開け放った玄関のドアの内側は真っ暗で、ぽっかり暗い空間に先ほどの自分の声が間延びして聞こえる気がした。
一応返事を待ってみたが、家の中に人が居る気配もない。

(やっぱいねーよなあ・・・。)

どうするものかとしばらく玄関口に突っ立っていると次第に室内の暗さに目が慣れてきて、
うっすら中の間取りが見えるようになってきたので部屋へ上がりこんだ。
気兼ねする理由も特に無い。
相変わらず本当に何も無い部屋だ。
綺麗に片付けられているというのか、まともな生活をしていないとでも言うのか、
物が置かれていないスペースの広い部屋は逆に閉塞感すら感じたほどだった。
しかしいかんせん視界が悪い。手荷物もあるので何かにつまづいて転びそうだ。
部屋のあるじはどうもカーテンを開け放って陽光を取り入れるという行為が好きではないらしい。
一つ、南に向けて大きく取られた窓まで進むと、辛気臭いほどピッタリと閉められたカーテンを勢いよく空け放つ。
さて、この部屋に太陽の光が入ったのは一体何ヶ月ぶりだろうか。
普通よりも大きめの広々とした窓なのにどうにも勿体無い。
まあどうせ毎日カーテンを開けていてもあるじが太陽を拝める日は一日も無いのだろうから、
こんな締め切られた倉庫のような状態になってしまうのは分からなくもなかった。
代わりに現れた窓から見下げるとそこに都市の中心が広がっていた。
隣はそびえたつ高層ビルが何本も立ち並ぶ。

「こ~んな所によく住むもんだまったく・・・。」

交通はそりゃ便利だろうがな、と、
上から下を見回してから思わず言ったのは人ごみの嫌いな自分個人の意見であったが、
46階から見下ろす風景は中々の見ごたえがある。
自分の立っている位置からずいぶんと下で、
太い幹線道路を走る車や、あふれんばかりの人があちこち歩き回っているのが見える。

しかしふと本来の用事を思い出した。
自分は別に他人の住居を詮索しにここへ来たのでない。
届けて欲しいと頼まれたものは退社がてらによった薬局で面倒な医者に押し付けられた茶封筒一つだった。
何でも今日中に渡したいとしつこく付きまとわれて、ちょうど帰る方面と同じだったこともあり、
しぶしぶ請け負ったものである。

「先輩パシらせやがって、あのゴキブリ野郎・・・。」

自分は人ごみも好きではないが、あの医者の事は人ごみ以上に好きでは無かった。
自分自身も大人気ないとは思うが裏腹に次会ったら後ろから急襲してやろうと心で決めておく。


ベッド脇のちいさいラウンドテーブルの上へ封筒を置くと、
もうそれだけで用事は済んでしまった。
別に最初から大層な事をしに来たつもりではなかったが何となく気が抜ける。
さあ帰ろう。まだ今日は終わっていない。振り払うようにそう気分を持ち上げて、玄関へ戻る。





「邪魔して悪かったな。」

最後にそう投げかけて、部屋を出た。

















中央駅まで続く道を歩いている途中で、
都心独特の多い人通りになかば揉みくちゃにされつつ、息を逃がすために頭上を仰ぐ。
からりと乾いた空に夕日の焼けたオレンジ色がビルの後ろ側から線を伸ばしていた。
それは、騒がしい喧騒の風景の上に揺らぎ動くことも無く降り注いでいて、
どこか、古い大聖堂のステンドグラスから差しこんで来る光を思わせる厳かな佇まいだった。
もうすぐ日が暮れる。どうりでこんな騒がしい訳だ。全くうんざりする。

すこしのあいだそうやって上を向いて、
地平線のふち辺りを目で探すがどこにも雲の影は見当たらない。

(今日中に本人に届かなきゃマズいんじゃなかったかな・・・)

いまだ帰る様子の無いあの部屋の住人はいったいいづこやら。
まあその内帰ってくるだろうから、自分がそこまで心配することではないだろう。





あの窓ーーーーーー、
当人が戻ってくれば、きっとまたカーテンを閉められたままにされるのだろう。
せっかく開けておいたのだが。
こんな夕日も、あの部屋に同居させはしないのだろうか。


「・・・・・・・・。」

勿体無いことをする、
とは、口に出すのは止めにした。


























ステルス氏は公共交通機関で通勤だそう



( 2010.02.27 ) ( ネタ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )

左腕と左足が動かなくなったら組織をやめるんだろうな。
逆を言うとそれくらいの事が無い限り止めないんだろうな
っていう妄想。
13_20100215232002.png


( 2010.02.15 ) ( ネタ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
ミッドナイトランドスケープ  (随時更新)

大きくて直線的な建物ばかりが空を塞がんばかりに立ち並ぶ工業地帯の細い裏道を駆け抜けていく。
右腕はきかない。左手に握った拳銃が手のひらから滑り落ちないよう必要以上にグリップを力強く握る。
工場同士を結びつけるパイプや束ねられたコードが絡まり合いながら足元に張り巡らされて、できうる限りの速さで走ると同時に地面へ神経を集中させていなければばたちまち足を取られそうになる。
右へ、左へ、何度も進路を変え、角を曲がりながら脇に積み上げられたダンボールを押し倒し、ひしゃげて半開きの倉庫のシャッターをくぐり、汚染された排水の流れる用水路を勢いのまま飛び越え、後ろから追ってくる視線を遮りつつ団地の終わりを目指す。
バケツをひっくり返したようなどしゃぶりの雨と立ちこめる水煙が視界を遮り星で方角を確かめることは出来ないが、不夜城の焼けるような白い明かりが降る雨粒に反射して、漆黒の空にぼんやりと浮かび上がっているのを目で確かめる。
まだ遠いな。この殺意をまき散らす物騒な輩との鬼ごっこもしばらく続きそうなので、少しため息をつきたくなった。

と、直後弾丸が上空を見上げていた右頬を掠めた。くぐもった反響の破裂音が後から追いかける。
「チッ」
全く気が付かなかった自分を罵った。ここが自分達の手中にある地帯ではないことは分かっていたし、今回はわざわざ敵対勢力のテリトリーへ潜り込んでの諜報が目的だった。いつもよりもリスクを伴うであろう事を予想して行動していたが、少し気をそらしているうちに、地図上の知識しか用意していないオレよりも地の利がある相手はあっという間に射程距離まで近づく。スコープに捕らえられて首輪の後ろの毛が逆立った。とたんに正確な狙いをつけた自動小銃を連射され、体のすぐ近くで弾が激しく跳ね返る音に目が回りそうになるのを抑えて弾幕から身を守るために建物の影へ転がり込む。うかつすぎた。マズい距離まで詰められている。背後を素早くうかがうが光源の足りない視界では打ち手の姿を目視できなかった。反射的に身を翻してその場を離れる。

全速力で走れば人間よりも足は速いし小回りも効く。すぐに追いつかれた距離を取り戻すことはできたが、振り切ることができない。もうすぐ市街地へ出てしまう。人通りの多い表通りにのうのうと姿を晒すわけにはいかなかった。ここで片を付けるべきか。壁が迫ってくるような錯覚におちいりそうになるほど間の狭い建物をすり抜けると、かろうじで舗装された路地裏へ抜ける。
視界も少し開け、立ち回りくらいはできそうな広さだ。足を休めず、残弾数とジョイントを確認して、頭の中を防戦から攻撃へ切り替えようと息をつめたそのとき、

暗い灰色ばかりの視界の隅に、突然白い影が映りこんだ。まるでそこだけ写真を合成したかのようにくっきりと焼け付く白の服が残像となって、映像に尾を引く。
子供、が、表通りへ抜ける道の脇に立っていた。目の前を通り過ぎたのはほんの一瞬だったが、まだ小さな少女だった気がする。目と目がかち合った。肩まで長いハニーブロンドの切りそろえた髪の鋭角が、掻き動かされた空気であおられ細く分かれていく様子がやけにゆっくりと再生されていく。

俺はそこで我に返った。
また意識のスピードが元の速さに戻る。少女の姿は急速に俺の視野から外れようとしている。何がどうしたと迷って考えるほどの猶予も無く、また放って置いてはまずい事は分かったので、半歩戻ってひったくるように少女の手を掴むといやおうがなしに引っ張って走った。



しばらく行っても手を振りほどこうとする素振りは見せないので、すこし安心しつつも、子供の走る速度に気遣いながら、またこの自由に動けない状態で追っ手を振り切らなければならなく、じりりと喉の奥が焦げ付いたのをそっと無視した。
今思えば、こんな夜もふけそうな真夜中に、幼い少女が傘も差さず人気のない工業地帯を出歩いているという事自体が奇怪な話だったのだが、それでも俺は少女を連れて逃げた。そうしなければいけないと思った。万が一という事もある。それに、こんな子供の前で大の大人の頭を弾き飛ばすのは気が重い。走る事に集中しつつ後からそんな事を頭の片隅で考えた。

垣間見た少女の瞳は、深い青色をしていた。



少しの間続いた裏路地が途切れる頃には、何か他の事を考える余裕など殆ど無くなった。片手を塞がれているだけで異常に息が上がる。背後から追う足音も少女のものと攪乱してしまい上手く聞き取れず、今追っ手とどのくらいの距離差があるのか全く分からないまま、二人で道のない道を縫うように駆ける。
















どれくらいの間走っただろうか。
三区画ほどを横切ったところで、干上がった川にかけられている高架橋の下へ続く階段を駆け下り、息を殺して身を潜める。耳をそばたてて周囲を探るが、いつの間にか、あれほどしつこく追ってきていた気配は一つも感じられなくなっていた。ドクドクと脈打っていた心臓の音が引いてくると、それと置き換わって砂利とコンクリートを叩く雨音が体に染み込んでくる。どうやら上手く振り切ったようだった。肺の奥からゆっくりと、時間をかけて息を吐き出した。
ちら、と隣の子供の様子を伺い見る。少女は、砂利石ばかりが転がる川べりにしゃがみ込んでいた。ゆるいドレープを描く足周りの布が飛び散った泥水で汚れている。何かを喋りかけてくる様子もないので、おれも話をする気は無かった。
ここへ着くまで、かなり強く手を引いて来たので足かどこか怪我でもさせたかもしれない。
血液が頭までのぼった状態のまま、しばらくぼんやりと少女の姿を眺めているとふいにこちらへ青い瞳が向けられていて、ドキリとした。
暫く目を合わせる。
しかしまたしても言葉は投げかけてこないので、火花でも散りそうな気がする。
子供の丸みを帯びた、大きな目---そこにぽっかりと浮かぶ深い、深い深海の淵を覗き込んだような色。
正直居心地が悪い。
「何・・・。」
あんた誰だとか、誘拐されたとか、てっきりそんな面倒くさい事を喚かれるかと思っていたのだが、あまりに何も無いのでこちらから問いかける。
相変わらずの沈黙なのだが、


( 2010.02.07 ) ( ネタ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )